エ ン プ レ ス オ ブ い 1 9 1 4

エンプレスオブい1914
エンプレスオブい1914
エンプレスオブい1914
エンプレスオブい1914
エンプレスオブい1914
エンプレスオブい1914
エンプレスオブい1914


エンプレスオブい1914エンプレスオブい1914エンプレスオブい1914エンプレスオブい1914エンプレスオブい1914エンプレスオブい1914エンプレスオブい1914エンプレスオブい1914エンプレスオブい1914エンプレスオブい1914エンプレスオブい1914エンプレスオブい1914エンプレスオブい1914エンプレスオブい1914エンプレスオブい1914エンプレスオブい1914エンプレスオブい1914エンプレスオブい1914エンプレスオブい1914エンプレスオブい1914エンプレスオブい1914エンプレスオブい1914エンプレスオブい1914エンプレスオブい1914エンプレスオブい1914エンプレスオブい1914エンプレスオブい1914エンプレスオブい1914エンプレスオブい1914エンプレスオブい1914



エンプレスオブい1914



我々はこの「エンプレスオブい1914」という、Google,Yahoo,Biglobe,Livedoorなどの大手検索サイトをもってしてもヒットする事のない謎のワードについて研究していきたい。


そもそも「エンプレスオブい1914」とはなんなのか?



これは私がある会社の飛行機(国際線)に乗ったときの話だ。

目的地はアメリカ・ニューヨーク。成田空港からのフライトであった。12時間の退屈で長い空の旅も佳境というとき、今この飛行機がどのあたりを飛んでいるのか確認してみたくなった私は、座席に用意されているモニター(映画などを鑑賞できるものだ)を使って、世界地図と予定されている航路を示す画面を呼び出したのだが・・・


目的地のニューヨークのはるか右上(北東だろう)に謎の地名があったのだ。

その地名こそが「エンプレスオブい1914」である。

私はこのあさらさまに場違いで不自然、そしてどこか魅力的な地名に好奇心をかられ、渡米先で早速インターネットを駆使しこの謎めいた地名を調べてやろうとメモに書き留めた。


しかし、事も有ろうに、飛行機から降りるとその地名の存在を私はすっかりと忘れてしまったのだ!

そしてその奇跡的な出会いと不可思議な忘却から1週間が経ち、私はとあることをきっかけにそれを思い出した。

そして私はインターネットに「エンプレスオブい1914」というどこか呪わしい雰囲気の漂うワードを打ち込み、検索をかけた・・・・






しかし、検索結果には「エンプレスオブアイルランド 1914年沈没」に関する記事しかヒットしない。

1000名以上の乗客乗員を失った優雅な定期航路客船の沈没海難事故という話だが、少なくともこれは船の名前であり、地名ではない。

たとえ「エンプレスオブい1914」がこの船の沈没位置の誤植にすぎないとしても、それは飛行機の航路にわざわざポイントを打って示すようなものだろうか?飛行機は空を飛んでいるし、こんな場所に空港はない(多分)。


そもそも「エンプレスオブい1914」の「い」ってなんだ。「アイルランド」の誤植だとしても誤爆しすぎである。

仮説として「Ireland」の「I」ではないかという人も現れるかもしれないが、それではカタカナで「エンプレスオブ」とまで打ち込んである理由がわからない。


ローマ字の日本語入力では「あ」とか「い」はそれぞれ「A」「I」のキーボードを1つ押すだけで入力出来る。

この航路表示プログラムを作った人がもし「アイルランド」と入れようとして「A」を打ち損じ、次の「I」を平仮名からカタカナに変換することを忘れ、そして残りの「ルランド」を入力しそこねた、そして沈没年である「1914」をわざわざ入力したのだ、と説明をつけようとするならば、それは至って不自然な行為ではないか?と私は考える。


私にはこの「エンプレスオブアイルランド」という客船と、「エンプレスオブい1914」は無関係のように見えてくる。


では、これはなんなのか?実は地名なのではないか?「エンプレスオブい1914」という都市が実在するのではないか?


それならばGoogleなどの大手検索サイトでヒットしないわけがない。ということは実在する都市ではないのだ。


常人の飛行機の乗客ならば、「エンプレスオブい1914」という文字を見つけて「間違ったままにしているのだろう」と解釈し、日本人独特の「事なかれ主義」を遺憾なく発揮して「お宅のプログラムに誤植がありますよ」などとでしゃばった通報もせず、何事もなかったかのように飛行機を降りるだろう。そして忘れ去るのだ。

このように「エンプレスオブい1914」についてぐぐっているのは私だけかもしれない。しかし、この記事を書く事で何か情報が得られるかもしれないと信じてはてなダイヤリーアーカイブした。